みなさん、こんにちは。
今回のアメリカ滞在旅行、
とても充実した旅行でした。
将来的には、日本と海外を往復して、
仕事をしたいと思っていますが、
だいぶ、イメージできました。
海外に来ると、
日本を俯瞰してみることができるんですよね。
日本のいいところ、悪いところ、
自分という人間の器の小ささ。
改めて、
自分が何をしたいのか?
どう生きたいのか?
をじっくり考えさせてもらえました。
こういう旅行に来れていること、
スタッフに心から感謝です。
今日のポートレート108のテーマは、
“スローシンクロ”
-ストロボにフィルターをつけて、夕焼けに合わせてみる-
前に、ストロボは一瞬の光なので、
カメラのシャッタースピードには影響されず、
ISO感度と絞りにだけ明るさは影響される、
とお伝えしましたね。
なので、シャッタースピードを速くしても遅くしても、
ストロボを当てている被写体の明るさは、
ほとんど変わらないのです。
(被写体にストロボを当てているとき)
シャッタースピードを調整すると、
ストロボの当たっていない背景だけ、
明るくなったり、暗くなったりするのです。
(正確には、ストロボの当たっていないシャドー部の明るさも変わります)
“スローシンクロ”とは、
シャッタースピードを遅くして、
ストロボを光らせる方法のことです。
例えば、夕焼け時にポートレートを撮影したい時、
空はどんどん暗くなっていきますよね。
そういう時、絞りを開けたり、
シャッタースピードを遅くしたりして、
ISOを上げることで、
暗くなっても撮影できますが、
被写体はどうしても暗くなってしまいます。
そんな時、
スローシンクロを使うと、
夕焼け時でも素敵なポートレートを撮影することができるのです。
夕焼け時に、ただストロボを使って、
ポートレートを撮影しても、
シャッタースピードが早いと、
背景が、暗くなってしまいます。
きれいな夕焼けを背景に、ポートレートを撮るためには、
シャッタースピードを遅くすればいいのです。
外の暗さにもよりますが、
その際、ストロボの光量は、まわりの明るさに合わせて、
弱い光でOKです。
ISO感度もあげてますし、絞りも開けているので、
弱くないと、被写体だけ明るくなりすぎてしまうのです。
その際、ポイントは、
ストロボにウォームトーンのフィルターをつけて発光させること。
そうすると、夕日が被写体に当たっているように、
とても自然に見えるのです。
ストロボを使う際、
シャッタースピード、絞り、ISO感度
の関係を知っていることは、
とても大切です。
この3つの要素のバランスが
ストロボを使ったポートレートを撮影する際に、
必要不可欠なのです。
人生においても
バランスって、重要ですよね。
バランス感覚の良い人間が、
世の中をうまく渡っていく、
とも言いますが、
時間の使い方を考えますと、
“仕事”と”家庭”と”個人”
このバランスも、
どこかに偏りすぎると、
生きていく上で、
支障をきたすことがあります。
といって、
一つとして、欠けてはいけない要素ですよね。
バランスを考えて、
時間の使い方も考えてみましょう。
本日で、ポートレート108第2章、
ストロボ編は終わって、
次回からは、第3章コンセプト(考え方)編です。
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