みなさん、こんにちは!
今日のポートレート108、
テーマは”ヘアライト”。
“トップライト”とも言います。
サブテーマは、
–ヘアライトが当たるとキラッと明るい雰囲気に–
をお伝えします。
“ヘアライト”とは、
その名の通り、髪の毛に当てる光のことです。
頭の上から当てるライトのことなので、
“トップライト”とも言います。
その役割は、
髪の毛を明るくさせるため。
特に、日本人のように、黒い髪の毛は、
ライトを当てないと、真っ黒になってしまうので、
背景が暗かったりすると、
髪の毛と背景が溶け込んでしまい、
頭と背景の区別がつかなくなってしまうのです。
このヘアライトも、
昨日お伝えした、エッジライト同様、
当てることで、
背景とのセパレーションを作る役割もあります。
セパレーションを作ることで、
背景と被写体との奥行き感、三次元を作り出し、
さらに、ヘアライトを当てることで、
キラッと光る、アクセントにもなるのです。
ヘアライトを当てる時の注意点です。
上から当てる光なので、
下手すると、おでこや鼻の頭に、この光が当たりがちです。
少し、後方上から当てることで、
鼻の頭に、このヘアライト(トップライト)が当たるのを
避けましょう。
ただ、このヘアライトは、必ず使わければならないわけではありません。
日本の写真館の場合、
ヘアライトを当てなければならない、と思っているスタジオも多いのですが、
あくまでも、アクセントが欲しい場合や、
背景とのセパレーションが欲しい時に使えばいいと思います。
写真にしても、他のものにしても、
初めて覚えるときは、
「こういうときは、こうしましょう!」
とやり方を最初に教わりますよね。
その理由は、その方が覚えが早いからなのです。
でも、その覚え方だと、
「なぜ、そうしなければならないか?」
という、理由をなく教わるので、
あとあと、違うやり方でやりたい時、
応用が利かなくなるのです。
みなさんも今一度、やっていること、教わったことに対し、
“なぜ、こうなんだろう?”
と理由を考えてみてください。
自分が今までこれが正しいと信じていたことが、
実際は、間違えている場合もあるのです。
このヘアライトだけでなく、
どのライトも、
「なぜ使うか?」
という理由をはっきりとわかることで、
効果的な使い方がわかってくると思います。
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