1-15″ヘアライト” -ヘアライトが当たるとキラッと明るい雰囲気に-

みなさん、こんにちは!

 

 

 

今日のポートレート108、
テーマは”ヘアライト”
“トップライト”とも言います。
サブテーマは、
ヘアライトが当たるとキラッと明るい雰囲気に
をお伝えします。

 

 

“ヘアライト”とは、
その名の通り、髪の毛に当てる光のことです。
頭の上から当てるライトのことなので、
“トップライト”とも言います。

 

その役割は、
髪の毛を明るくさせるため。

 

特に、日本人のように、黒い髪の毛は、
ライトを当てないと、真っ黒になってしまうので、
背景が暗かったりすると、
髪の毛と背景が溶け込んでしまい、
頭と背景の区別がつかなくなってしまうのです。

 

 

このヘアライトも、
昨日お伝えした、エッジライト同様、
当てることで、
背景とのセパレーションを作る役割もあります。

 

セパレーションを作ることで、
背景と被写体との奥行き感、三次元を作り出し
さらに、ヘアライトを当てることで、
キラッと光る、アクセントにもなるのです。

 

 

 

ヘアライトを当てる時の注意点です。

 

上から当てる光なので、
下手すると、おでこや鼻の頭に、この光が当たりがちです。

 

少し、後方上から当てることで、
鼻の頭に、このヘアライト(トップライト)が当たるのを
避けましょう。

 

 

 

ただ、このヘアライトは、必ず使わければならないわけではありません。

 

日本の写真館の場合、
ヘアライトを当てなければならない、と思っているスタジオも多いのですが、
あくまでも、アクセントが欲しい場合や、
背景とのセパレーションが欲しい時に使えばいいと思います。

 

 

 

写真にしても、他のものにしても、
初めて覚えるときは、
「こういうときは、こうしましょう!」
とやり方を最初に教わりますよね。

 

その理由は、その方が覚えが早いからなのです。

 

でも、その覚え方だと、
「なぜ、そうしなければならないか?」
という、理由をなく教わるので、
あとあと、違うやり方でやりたい時、
応用が利かなくなるのです。

 

 

 

みなさんも今一度、やっていること、教わったことに対し、
“なぜ、こうなんだろう?”
と理由を考えてみてください。

 

 

自分が今までこれが正しいと信じていたことが、
実際は、間違えている場合もあるのです。

 

 

このヘアライトだけでなく、
どのライトも、
「なぜ使うか?」
という理由をはっきりとわかることで、
効果的な使い方がわかってくると思います。

 

 

 

 

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