みなさん、こんにちは。
今日のポートレート108のテーマは、
”黒レフの使い方”。
-黒レフを使ってシャドーをしめてかっこよく-
をお伝えします。
みなさん、”黒レフ”ってわかりますか?
黒いレフ板のことです。
通常レフ板は、
光を反射させて、影の部分を明るくしたり、
反射した光を被写体の顔に当てて、
メインライトとして使うこともあります。
レフ板は、明るくするのが役割ですが、
黒レフは、暗くするのが役割なのです。
面白いでしょう。
ポートレートを撮るとき、
被写体にどういう光を当てればいいのか?
・柔らかい光かかたい光か?
・光をどこから当てればいいか?
ということばかりに目が行きがちです。
でも、ただ光を被写体に当てればいいのではなく、
どのくらいのコントラストで撮影するか?
というのも重要なのです。
そのためには、当てるところだけではなく、
シャドーの暗さも重要になってきます。
例えば、曇天の時に撮影しなければならない時、
顔に当たる光が、どうしてもフラットになりがちです。
そういう時に、サイドから黒レフを、
顔に近づけると、
黒レフ側の顔が暗くなるのです。
片方を暗くして、
シャドーをあえて作ることで、
のっぺりとした顔が、
立体感のある顔に変わるのです。
男性を男らしく、渋めに撮影する時なども、
同じような方法で、黒レフを使うことで、
顔のシャドーをより暗くして、
コントラストを高くすることができます。
黒レフの使い方ですが、
まず、大きな黒レフの方がいいですね。
私は、900×2400の大きさのものを使っています。
発泡スチロールで作った、
片面が白、片面が黒のレフです。
これを2枚、つなぎ合わせてます。
ポイントは黒レフをできるだけ、被写体に近づけること。
被写体から遠くすればするほど、
黒レフの効果は薄れてしまいます。
もちろん、ファインダーに入ってしまわないように、
黒レフの置き場所を、
ファインダーを見ながら調節してみましょう。
まとめます。
黒レフを使う目的は、
・光がフラットな状態の時に、シャドーを作り、あえてコントラストをつけ、立体感を出す
・シャドーをさらに暗くすることで、より男性らしさを表現する
ということになります。
まだ、黒レフを持っていない方、
ぜひとも、自分で制作してみてください。
ホームセンターで40mmの厚さの900×1800の
発泡スチロールが売ってますので、
その片面に、黒のマットでペイントすればいいだけなので、
とても簡単ですよ。
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