みなさん、こんにちは。
今日のポートレート108のテーマは、
“きれいに見せる1灯ライティング”
-太陽は一つである-
です。
急に、難しいテーマですが、
1灯ライティングをマスターすると、
そのあと、ストロボを何灯使っても、
使いこなせるようになるので、
少し詳しめにお伝えしますね。
なので、このテーマは、
数回に分けれお伝えして行きます。
ポートレートを撮影するとき、
ストロボを使えるかどうかは、
とても重要なポイントです。
そして、ポートレートでストロボを使う目的は、
自然の光の再現をすることなのです。
一般的に、ストロボを使う目的は、
暗いものに光を当てること、だと思われていますが、
それは、あくまでもスナップ撮影の時。
ポートレートを撮影するときの、
ストロボを使う目的は、
”いかに、被写体を魅力的に見せるか!”
ということなのです。
なので、
自然の中で、ポートレートを撮るときの、
きれいだなあと思う光を
再現すればいいのです。
まあ、といっても、
そのきれいな光を再現するというのが難しいのですが、
それこそが、
ストロボのライティングの醍醐味でもあるのです。
自然の中の、きれいな光を再現する。
そのための、ポイントは3つ
一つめは、
太陽は一つであるということを認識すること
二つめは
自然の中のきれいな光の光質を見極めること
三つめは
その光がどの方向から来ているか、理解すること
です。
そのほかに色温度なども関係はしますが、
ここでは、上の3つについてお伝えします。
“太陽は一つである”
ということは、当たり前のようですね。
でも、実はストロボを使ってポートレートを撮影するときに、
太陽は一つであるという考えではなく、
よくわからずに、
いろいろな方向からストロボを、
当てている人を見かけます。
あくまでも太陽は一つなのです。
その太陽の光をストロボに見立てると、
ストロボを使う際、
メインライトであり、
ほかに当てるライトは、補助光なのです。
ただ、最初に1灯ライティングをきちんと学んでないので、
ストロボをよくわからずに当ててしまうのです。
そのためには、
まず、ストロボを太陽に見立てます。
そして、そのストロボを、どうすれば、
自然の中の光を再現できるか考えてみましょう。
考え方のコツとして、
きれいな光を再現するために、
自然の中のきれいな光は、
・どのような光質の光か?
・どの方向から当たっているか?
この二つ。
まずこれらを考えてみましょう。
それが、見えてくると、
あとは、光を作るだけなのです。
と言っても専門的な感じもするので、
次回は、もっと具体的に
1灯ライティングの方法を
お伝えします。
ここで一つ、
このポイントでの人生論についてです。
普段、人は、光があるのが当たり前なので、
光質や方向について考えないですよね。
それは、そこにあるものを、
ただ受け身で受け取っているからなのです。
光に対しても、空気に対しても、
水に対しても、
あるのがあたり前ではないのです。
当たり前と思っていることに対して、
感謝をもって受け取れるようになると、
いろいろなものが見えてきます。
その、いろいろなものが大切。
何事に関しても、受け身ではなく、
感謝をもって、能動的に考えてみることが、
人生においても、
うまくいくポイントをつかむコツなのです。
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